経済産業省が中小企業に役立つDXの手引き書と経営者の為のルールを公表しました。
DX化が叫ばれてから大企業は進んでいますが、中小企業はおよそ進んでいないのが現状です。そのため、国はDX化に向けた補助金制度も引き続き行なっています。しかしまだまだのようです。
なぜでしょうか?
総務関係の月刊誌「月刊総務」が「DXに関する調査」を発表しました。
その中でDXが進まない課題として次のようなものが挙げられています。
- 従業員のリテラシーが足りない
- コストがかかる
- 対応できる人材がいない
- DX推進に割く時間がない
- 経営陣の理解がない
これらの調査から分かるようにDX化=コンピューター化と勘違いしている経営者が多いようです。もちろん、DXを進めるにはコンピューターは必須ですが、その前に業務の見直しが大前提です。と言っても、今までの流れでは発想が貧弱になってしまいます。コンピューターを使えばどのようなことができるかを知ることによって発想がガラッと変わってきます。
まずは、コンピューターに詳しい人を商工会議所なりで紹介してもらい、ざっくばらんに話を聞いてみてはいかがでしょうか?そうすることで発想が飛躍する可能性があります。
「でもうちの業種はデジタルには向かない」と考える経営者もいることも事実です。そこで経済産業省は中小企業向けのDXの手引きを公開しました。これを読めば、意外な業種がDX化で業績を伸ばしていることにびっくりされることでしょう。