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DDoS攻撃とその対処法

業務
Distributed denial of service or DDoS attack concept with faceless hooded male person using tablet computer, low key red and blue lit image and digital glitch effect

DDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack)とは、複数のコンピューターから一斉に対象となるサーバーやネットワークに大量の通信を送り、サーバーを過負荷状態に陥らせ、正常な通信を行えなくする攻撃のことです。

DDoS攻撃は、攻撃者が自分で持っている1台のコンピューターだけで行うのではなく、複数のコンピューターを不正に制御することで、より大規模で強力な攻撃を行うことができます。このような複数のコンピューターを制御することを「ボットネット化」と呼びます。

DDoS攻撃は、ウェブサイトやオンラインサービスを停止させたり、重大な情報漏えい事件を引き起こしたりするなど、様々な被害が発生することがあります。また、DDoS攻撃は一般的に犯罪行為として処罰される可能性があります。

NTTコニュニケーションズさまのサイトから引用

DOS攻撃を受けないためには、以下のような方策を取ることが重要です。

  1. ファイアウォールの設置
  2. ファイアウォールは、外部からの不正なアクセスを遮断する役割を持ちます。ファイアウォールの設置により、攻撃者からの接続を制限し、サーバーの負荷を軽減することができます。
  3. サーバーの性能向上
  4. サーバーの性能を向上させることで、攻撃に対してより多くの負荷を処理することができます。高速なプロセッサーやメモリの増設、負荷分散装置の導入などが有効です。
  5. セキュリティパッチの適用
  6. セキュリティパッチは、セキュリティ上の脆弱性を修正するためのプログラムです。サーバーのOSやアプリケーションソフトウェアにセキュリティパッチを適用することで、攻撃者による脆弱性の悪用を防止することができます。
  7. ログの監視
  8. 攻撃を検知するために、サーバーのログを監視することが重要です。異常なアクセスやトラフィックの増加を検知し、適切な対策を取ることが必要です。
  9. インターネットサービスプロバイダー(ISP)との連携
  10. 攻撃を受けた場合、ISPと連携して攻撃元のIPアドレスをブロックすることができます。ISPに通報し、攻撃元の特定や遮断を依頼することが必要です。

これらの方策を適切に実施することで、DOS攻撃を受けるリスクを低減することができます。しかし、攻撃者は常に新しい手法を開発するため、セキュリティ対策は継続的な取り組みが必要です。

DDoS攻撃に有効なツールとしてUTMがあります。UTMについてはこちらをお読みください。